ゲームマーケット2024春に発売した「ヤなことBANK」の遊び方を説明しています。
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ゲーム概要
いつどこで誰が何をしたゲーム(5W1Hゲーム)を元にした、「イヤなこと」や「理不尽」を貯めておいて、チケットに書き込み、シャッフルしてモヤモヤを昇華させるパーティーゲームです。
内容物
- ルールQRコード付き商品カード:1枚
- 外装チャック袋(中):1枚(ゲームでは使用しません)
- チャック袋(小):5枚
- チケット:22枚(切り離してお使いください)
- お手数をおかけしますが、大人数で遊ぶ際などはチケットを半分にちぎったり、ふせんやメモ等で補充してください
ゲームルールの選択
このゲームでは、2~12人で10分で遊べるパーティーゲームルールと、1人で数か月〜1年間かけて遊べる1人用ルールがあります。パーティーゲームを先に記載し、後半に1人用ルールを記載しておりますので、どちらかをお選びください。
①パーティーゲームルール(2~12人)
ゲームの決着
厳格な勝ち負けを競うものではなく、楽しい時間が過ごせれば勝ち。そして、ゲーム終了後にモヤモヤが少しでも解消されれば、あなたの大勝利です。
準備
ゲームを遊ぶ前に「理不尽だったこと」を1つ、全プレイヤーが用意してください。これは、自分自身の経験で、遊ぶメンバーに共有してもよいものにしてください。最近で思い当たることがなければ、幼少期のものでもよいでしょう。思い当たることが全くなければ、本ゲームデザイナーが経験した理不尽だったことリストをご活用ください。
(人数が5人以上のとき)追加準備:チケット補充
また、2回目以降や5名以上で遊ぶ場合には、チケットを半分にちぎるか、親指の付け根から先端くらいの大きさの人数分×5枚の言葉を書き込める紙、もしくは付箋などをご用意いただき、人数×5枚のなるべく同じチケット(紙)をご用意ください。
ゲームの流れ
事前準備→書き込み→シャッフル→発表→推測→共有
- 事前準備:次にボードゲームをする日とメンバーを決めます
- メンバー全員に、今日からその日までに体験した「理不尽だったこと」を1つメモするように伝えてください
- ヤなことBANKを誘うための専用サイトを開設しました。ご活用ください
- 書き込み:全員に切り離したチケット(または用意した紙)を5枚ずつ配り、全員はチケットに用意した理不尽なことを、一枚ずつに「いつ」「どこで」「なのに」「誰が」「何をした」の5項目を書き込みます
- いつ:日時ではなく、「ランチのとき」や「夕方に」など、文章で記載しましょう
- なのに:自分に非がないことを示す一言を記載します。「何もしていないのに」や「歩いていただけなのに」など
- 例)「散髪時に」「美容室で」「何も言ってないのに」「マスクをつけた美容師が」「側面をすべて切り落とした」をそれぞれ1枚ずつ書き込みます
- 全員が書き終わったら、チケットを折りたたみ、全員の「いつ」を1つのチャック袋に入れます。同様に、「どこで」「なのに」「誰が」「何をした」も項目ごとに全員一緒にしてチャック袋に入れてください
- シャッフル:5つのチャック袋の口を閉じて、軽く振ってシャッフルします
- 発表:任意の方法で最初のプレイヤーを決め、最初のプレイヤーは「いつ」のチャック袋からチケットを1枚取り出して手元におきます。同様に、「どこで」「なのに」「誰が」「何をした」のチャック袋からも1枚ずつ取り出して、5枚を引いた順にすべてを繋げて口頭で発表します
- それを聞いたプレイヤー全員は「どんまい」と声をかけます
- 1人目の発表が終わると、時計回りで次の人が同様に5項目の紙を引いて発表します
- 注意:筆跡で推測されてしまうため、ゲーム終了まで取り出したチケットは他の人に見せないでください
- 同様に全員が発表したら、「誰がどの組み合わせの理不尽を受けたか」を考えます
- 内容を忘れてしまったら、発表者に何を引いたかを聞いてください
- 推測:発表と逆の順番(最後にチケットを引いたプレイヤーから)で推測を公表します。「これはこの組み合わせで、この人のものだろう」という自信が最もあるものを発表します
- 「〇〇さんが、〜〜(いつどこでなのに誰が何をした)」という形で発表
- 共有:指名されたプレイヤー(〇〇さん)は、正解か不正解かを答え、自分の組み合わせを発表し、そのときのエピソードを話し、エピソードを聞いたプレイヤー全員は「どんまい」と声をかけます
- 同様に、反時計回りで推測し、全員がエピソードを語り終えたらゲーム終了です
②1人用ゲームルール
定めた期間ごとに、自分に起こったイヤなことがあれば、チケットに書いてチャック袋に保存します。
ゲームの決着
数か月〜一年後にあなたがイヤだなと思ったことが少しでも笑えれば、あなたの勝ち。
プレイ期間の選択と準備
任意で期間を選ぶことができます。3か月〜1年がおすすめですが、それ以上や、それ以下でもゲームは成立します。以下の説明文を読み、必要な場合には、指の付け根から先端くらいの大きさの紙、付箋、メモなどご用意ください。1か月ごとで4か月以下のプレイの場合には追加で紙は必要ありません。書き込む回数×5枚のなるべく同じチケット(紙)をご用意ください。
ゲームの流れ
- 準備・チャック袋へ記入:5枚のチャック袋の任意の場所に①〜⑤まで数字をそれぞれ書き込みます
- 期間と頻度の設定:書き込む期間と頻度を決定します。30日(1か月)ごとで4か月以上をおすすめします
- 書き込み:最近、自分に起こった「イヤなこと」「理不尽だったこと」を書き込みます。一枚ずつに「①いつ」「②どこで」「③なのに」「④誰が」「⑤何をした」の5項目を書き込みます
- 他の人に見せるわけではないので、自分のみが分かる書き方でもよいでしょう
- 例:「おやつどきに」「たい焼き屋さんで」「他の人には渡していたのに」「店員が」「袋をくれずに直接渡してきた」をそれぞれ1枚ずつに書き込みます
- 貯蓄:それぞれをぐしゃぐしゃに丸めて、数字に対応するチャック袋に入れ、イヤな思い出に封をするように口を閉じます
- 寝かす:以上で現在できることは終了です。2で設定した期間だけ、時間を置きましょう
- 書き込み(繰り返し):この期間中に起こった「イヤなこと」を書き込み、寝かすのを2で定めた期間分行います
- 振り返って、特に書くことが思いつかなければ、とても素晴らしい日々だったと思い、スキップします
- シャッフル:設定した期間になったら、チャック袋を軽く振り、シャッフルします。
- 並び替える:①〜⑤まで、一枚ずつ取り出して文章を読みます。あなたのイヤなことから生まれた文章を読み、少しでもクスッとしたら、あなたの勝ちです。
FAQ
ご質問等がございましたら、こちらに回答や補足情報を追記します。現在はございません。
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